
専用のベルトを使い、腕と脚のつけ根を締めながら行う加圧トレーニングがいま人気です。
タレントの杉本彩さんも、「もっとも美しいのは、しなやかな筋肉のついたメリハリのあるカラダ」だとして加圧トレーニングを実践しているひとりです。
加圧トレーニングの4つの注意事項
専用ベルトで加圧をしながらトレーニングすることで、筋肉は軽い負荷でも激しいトレーニングをしていると勘違いをし、血流がよくなり、成長ホルモンの分泌も促進されます。
その結果、筋力アップやダイエット効果だけでなく、冷え症や肩こり、美肌づくりにも力を発揮します。
短時間で効果が期待できる画期的なトレーニングとして根強い人気を集めていますが、間違った方法で実践すると、かえって体に危険を及ぼす可能性もあります。
1. 家庭にあるゴムなどを使用して加圧すると、虚血状態となりやすいので、必ず専用の加圧ベルトを使用すること。
2. 素肌の上に加圧ベルトを装着すると、肌を傷める可能性があるので、必ずTシャツやスパッツなど、薄手のものを着た上から装着すること。
3. 二の腕と脚のつけ根に加圧ベルトを装着しますが、加圧時間は二の腕で5分、脚のつけ根は15分以内にすること。時間が過ぎたら、必ず圧力を除くこと。
4. 年齢や性別によっても圧力が違うので、トレーナーが設定した圧力を変えない。
5. 加圧ベルトを購入するときには、必ず専用のセミナーに参加すること。セミナーの内容を守り、加圧値、加圧時間などトレーナーの指示に従うこと。あくまでも自己判断しないこと。
もともとは発案者である佐藤義明氏(日本加圧トレーニング学会会長)が、40年以上も前に、正座のときの脚のしびれからひらめき、筋力トレーニングの方法として考え出したものです。
その後、東京大学の石井直方教授と共同研究を進め、単なる筋力アップ効果だけでなく、介護予防や予防医学、美容、航空宇宙医学など、さまざまな方面で検証が進められ、すでに数十万人以上の人が実践し結果を出しています。
部位別加圧トレーニング
●二の腕を引き締めるトレーニング
1.両腕に加圧ベルトをつけ、仰向けに寝て、両ひざを立てます。
2.顔の上で指を組み、用意したペットボトル(水を入れたもの)を持ちます。
3.二の腕を意識しながら、ひじを固定したまま、ゆっくりと腕を真上に上げます。
4.ひじを伸ばしきらないところで、ゆっくりと元の位置に戻します。
5.10~15回を目安に行います。
●お腹とウエストまわりを引き締めるトレーニング
1.両腕に加圧ベルトをつけ、腰に手を当て、脚を肩幅に開いて立ちます。
2.下半身は固定したまま、ゆっくりと息を吐きながら上半身を右にひねります。
3.ゆっくりと息を吸いながら、元の位置に戻します。
4.左右5回を目安に、反対側も同様に行います。

